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全般的な短答式試験への対策

年度が変化したとしても基本的な対策は、同じである。

やはり、条文に忠実であることである。

(1)条文の理解

短答式試験の勉強で一番重要なことは、条文の理解です。
条文の理解ができていれば、条文そのままの出題のときは当然に容易に解答を導くことができるし、
事例形式の問題であっても、条文の適用を誤ることが少なく、
正解を正しく導くことができます。
したがって、条文の読み込みは、たいへん重要なことです。

しかし、ただ単純に条文を読み込んでいても条文は理解できません。
また、最初から順番に読み込む勉強も、単調で大変です。

そこで、

初学者の方であれば、
予備校の教科書の進捗と平行して、でてきた条文の理解とともに、
条文の読み込みを行いましょう。

中級者の方は、
過去問の短答式の問題を解きながら、関連する条文をチェックしていくという方法をとれば、
それほど苦にならずに条文の理解を深めることができると思います。
過去問で問われた条文は、繰り返し問われることがありますので、
この作業は徹底的にしておいて損はないでしょう。

(2)逐条解説の読み込み

特許庁編「工業所有権法逐条解説第16版」は、十分に読み込んでおくことが重要です。

同じところから同じような問題が繰り返して出題されており、
また、新作問題も、これらの解説書から出題されることがあります。
条文とこれらの解説書の読み込みによって、
相当数の問題について高い正答率で正解を導くことができると思います。

ただし、闇雲に読み込むには、厚すぎる本ですので、
条文の理解のところでも説明したように
過去問などにでてきた条文の解説部分を入念に読む作業を行うことが重要です。


(3)審査基準のチェック

審査基準から解答が導ける問題も最近は、多くなりました。
そこで、審査基準や審査便覧のチェックも必要になります。

最新版は、特許庁のホームページに公表されていますので、
必要な方は、ぱてんとどっと混むのトップページからリンクがありますので、
資料を入手して頂ければと思います。

審査基準の資料は膨大で、試験にでる部分はある程度決まっていますので、
その部分を入念にチェックするといいでしょう。

試験にでる部分については、予備校などから情報収集するのがいいと思います。
審査基準の勉強も全体の勉強量の割合から考えて、勉強するといいと思います。

(4)判例のチェック

これは、あまり時間をかけたくないが、勉強しないわけにもいかない部分で、
勉強方法が難しいですが、判例をまとめた本を購入して勉強することを進めます。

例えば、「弁理士試験代々木塾式・判例セレクト知的財産法」などを購入するといいと思います。

時間があるのであれば、最高裁判決については、可能な限り、判決文の全文をチェックしておくことが重要である。その他、高裁判決、地裁判決のうち、著名なものをチェックするといいでしょう。